Bored Ape Yacht Club(BAYC)を手掛けるYuga Labsは、最新の4億5000万ドルのシード資金調達ラウンドを行い、現在40億ドルの企業価値があることが明らかになった。

この資金調達ラウンドはベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が主導し、これまでの非代替性トークン(NFT)コレクションの最大のシードラウンドの1つとなった。

ほかの投資家にはアニモカ・ブランズやFTXなどが参加している。Yuga Labsはこの資金を活用して、開発チームを拡大し、将来の合弁事業やパートナーシップにつなげる計画だという。

今回の資金調達ラウンドを受け、アンドリーセン・ホロウィッツは自社のツイッタープロフィール写真をBored Apeに変えている。またa16zのクリス・ライオンズ氏はYuga Labsの取締役会に加わる。

先月はじめにフィナンシャルタイムズは、Yuga Labsが数百万ドル規模の資金調達を行う計画だと報じていた

BAYCは、NFTマーケットプレイスであるオープンシーで2番目に多く取引されているNFTコレクションであり、総取引量は38万ETH(10億ドル)にのぼる。ジャスティン・ビーバーやパリス・ヒルトンといったセレブ界隈でも、BAYCを所有していることを公言している。