米国のインフレを巡るニュースは、仮想通貨コミュニティで大きな反応を引き起こした。コミュニティの中では、インフレが発生すれば、人々がビットコイン(BTC)に向かうようになるだろうと議論されている。米ドルのインフレに対する強力なヘッジ手段としてビットコインが台頭するだろうと主張している。

米労働統計局は、消費者物価指数(CPI)が7.5%になったと発表した。CPIはインフレを測る指標として最も一般的なものだ。

これを受け、Digifoxの創業者であるニコラス・メルテン氏は、現在のインフレ率が続けば、ドルが今後10年以内にその価値が半減するだろうと指摘した

メルテン氏のツイートを受け、リバタリアンの政治活動家のジョー・ジョーゲンセン氏は「ビットコインへの参加」が重要だと表明した。仮想通貨アナリストのラーク・デイビス氏もインフレが高騰する中でのビットコインについて触れた。これに合わせ「BTCは未来のマネーであり、未来は今から始まる」と投稿するユーザーもいた

バイナンスのジャオ・チャンポンCEOはこの機会を利用して、ビットコインとともにバイナンスコイン(BNB)を合わせて宣伝している。

仮想通貨投資家のアンソニー・ポンプリアーノ氏は、アメリカの経済学者であるミルトン・フリードマンの「インフレは立法なき課税である」という言葉を共有している。