新しい中国拠点のマイニングプール「Lubian」が、ビットコイン(BTC)のハッシュレートの5.15%を占めている。最初のブロック処理からわずか3週間で浮上してきた。5月12日に中国のブロックチェーンメディアのBlockBeatsが報告している。

BTC.comによれば、Lubianは現在、6番目に大きいマイニングプールであり、ハッシュレートは毎秒6.30エクサハッシュ(ET/s)となっている。4月24日の#627,441のブロックで初めて名前が浮上した

中国の仮想通貨ウォッチャーで、プリミティブベンチャーズのパートナーであるドビー・ワン氏は、Lubianがもともとはプライベートプールだったものが最近パブリックになった可能性があると指摘している

ワン氏はまた、ビットコインの半減期が発生したため、Lubianは「興味深いときに」ペースを上げている点にも注目する。「他のプールで大きな低下がみられなかったことから、誰がプールを所有しているにしても、ブーストラップのハッシュレートを持っている必要がある」と述べている。

ビットコインの半減期が到来し、マイナー報酬は12.5BTCから6.25BTCに減少した。

旧いタイプのマイニング機器を持っているマイナーは、ネットワークから離脱すると予想されている。一部の業界関係者からはハッシュレート全体の「15~30%」が離脱すると予測する意見もある

コインテレグラフでは、Lubianにコンタクトを取ったものの、現時点では返答は得られていない。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン