ラズベリーパイ(Raspberry Pi)財団は24日、ビットコインのフルノードを低価格で立てられる小さなコンピューターの新モデルを発表した。ビットコインのフルノードは、オートノミー(自律)やプライバシーを大切にするビットコインの熱狂的な支持者にとって必須と考えられている。
新たなモデルは35ドル。以前のモデルより効率が上がっているという。フルノードを使えば、第3者の取引所やウォレット企業に頼らずに自分でビットコイン取引を承認できる。
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フルノードをより手軽に立てるための試みは各所で始まっている。
仮想通貨カストディのスタートアップCASA(カーサ)は、ラズベリーパイ入りのフルノードが立てられる独自のライトニングノードである「カサ・ノード」を発表。また、台湾のエレクトロニクス企業HTCは、ビットコインのフルノードを立てられるスマートフォンを発表した。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版