中国のブロックチェーンプラットフォーム、NEOは米国のシアトルにオフィスを開設する。米国オフィスのトップには、マイクロソフト出身のジョン・デボダス氏が就任する。コインテレグラフがNEOの発表を入手した。
NEOグローバル・ディベロプメント(NGD)のシアトルオフィスは今月に開設し、現地での採用を開始する。NEOの発表によれば、NGDはマイクロソフトなどとパートナーシップを構築してきたという。
NEOの共同創設者、エリック・チャン氏によれば、シアトルには技術的才能が集積しており、新オフィスを開発する魅力の1つだったという。「シアトルは開発者のリソースが大きく、イノベーションの雰囲気がある。そしてNEOは常に技術開発を重視している」と、チャン氏は語る。
米国オフィスの責任者となるデボダス氏は、マイクロソフトで勤務していたほか、メッセージサービス「tex11」の共同創設者でもある。マイクロソフトでは「.NET(ドットネット)」の開発に携わっていた。
NEOは2014年に設立され、メインネットは16年10月にローンチした。NEOは現在、スマートコントラクトのトランザクション処理速度の高速化や安定性の向上などを実現するため、NEO3.0の開発に取り組んでいる。