double jump.tokyoは10日、同社が運営するブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)」で、ガバナンストークン「MCHコイン」の発行を11月9日から開始したと発表した

今回のMCHコインは、マイクリプトヒーローズのエコシステムへの貢献者に対するインセンティブとして導入するものだ。これにより「エコシステムの活性化」や、さらに「ユーザー主体の運営の実現」を目指すとしている。

9日の発行に伴い、既に分散型取引所(DEX)であるUniswapにおいて取引が可能となっている。ユーザーによって、Uniswapにイーサリアム(ETH)/MCHコインのペアで流動性提供がされている。

今回の発表では、マイクリでのガバナンス実装の開発ロードマップについても明らかにしている。

出典:発表資料

今回のコインリリースの後には、12月からユーザー主体の運営のため、「ユーザー提案システム実装」などの順次機能を追加していく。3月には「マイクリプロデューザー」をユーザー投票により決定するという。

ガバナンスの基本ルールについては、MCHコインを1枚でも持っていれば投票に参加することが可能だ。総投票数が発行量に対して3%以上であれば、1票でも票数が多かった選択肢を採決して、ガバナンスが成立することになるという。

MCHコインを取得するには、ゲーム内通貨を交換していくことで、取得することができる。またエコシステムへの貢献者にもMCHコインと交換できるものを分配するという。