メキシコの国内総生産(GDP)改定値は2018年10-12月期から19年4-6月期まで3四半期連続で0,1%縮小した。

また、メキシコ中央銀行は、2019年の経済成長率予想をプラス0.2%からマイナス0.2%に、2020年についてもプラス1.9%からプラス0.8%に下方修正した。

メキシコ経済は年末時点で小幅なマイナス成長になっている可能性があるが、アレハンドロ・ディアス・デレオン総裁はリセッションではないと説明。欧米などで一般的に定義されているリセッションは2四半期マイナス成長だが、この定義には当てはまらないと主張しているのだ。

テクニカル分析

メキシコペソ円予想レンジ 5.55~5.65円

経済成長率下方修正の影響は特にでていない。100日移動平均線が下値支持線になっているものの上値も200日移動平均線があるので重い。ボックス圏での推移が続きそうだ。