メキシコペソ円予想レンジ 5.55~5.65円

14時15分のメキコペソ円は5.6082円。0.0109円のメキシコペソ高・円安となっている。

11月29日の原油先物相場は大幅に下落した。OPEC(石油輸出国機構)加盟国と非加盟国が、一段の減産に動かない可能性が示唆されたからだ。WTI原油先物は5.1%安の55.17ドルで終了。週間ベースでも4.5%安となった。

メキシコの石油生産量は世界11位で、産油国通貨とされるメキシコペソにも売りが広がった。USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)を米議会が年内に承認するかどうか不透明な情勢となる中、原油価格の下落も重しになりそうだ。

ただ、本日は減産の延長を検討する可能性があると報じられたことから、アジア時間の原油先物は55.49と1.67%ほど上昇している。

メキシコペソ円 テクニカル分析

11月29日は原油価格の急落で下落したが、100日移動平均線(5.5490円)と200日移動平均線(5.6515円)の間でのボックス圏での推移が続いている。

原油価格の動向も気になるが、USMCAの結果がでるまではレンジでのもみあいが続きそうだ。