ブロックチェーン企業に特化した投資会社マルチコイン・キャピタルは、7月14日までにセンチネル・アクション・ファンドの特別政治行動委員会(スーパーPAC)に寄付されたソラナ(SOL)を倍増させる。この寄付は、上院議員を目指す4人の仮想通貨支持の共和党候補者の選挙運動の支援に使われる。
センチネル・アクション・ファンドは、ネバダ州のサム・ブラウン氏、ペンシルベニア州のデビッド・マコーミック氏、オハイオ州のバーニー・モレノ氏、モンタナ州のティム・シーヒー氏を支援している。彼ら全員は、コインベースが支援するスタンド・ウィズ・クリプトから「強く仮想通貨を支持する」とされ、A評価を受けている。
仮想通貨系PACの支持
マルチコイン・キャピタルのマネージングパートナーであるカイル・サマニ氏は、Xスレッドでセンチネル・アクション・ファンドが「仮想通貨でイノベーションを担えるようにする米国の保守的な候補者を支援している」とのべた。PACのウェブサイトには「センチネル・アクション・ファンドは、仮想通貨支持の候補者を推進し、米国で仮想通貨の革新を支援する唯一の保守的なスーパーPACだ」と記載されている。
このファンドが2022年に支援した候補者と反対した候補者をみると、この主張は真実であるようだ。オープンシークレッツによると、2022年に設立されたセンチネル・アクション・ファンドは、5人の民主党候補者に反対するために1020万ドルを費やし、11人の共和党候補者を支援するために300万ドルを費やした。
センチネル・アクション・ファンドは、多くの仮想通貨での寄付を受け付けている。ドロップダウンメニューでは、寄付者がソラナを使用できる。ソラナは、マルチコイン・キャピタルのポートフォリオに含まれる仮想通貨の1つだ。
仮想通貨支援を巡る戦い
モレノ氏は、スタンド・ウィズ・クリプトで「仮想通貨に強く反対する」とされるF評価を受けたシャーロッド・ブラウン上院議員と対決している。ブラウン氏は、マサチューセッツ州のエリザベス・ウォーレン上院議員の盟友と見なされることが多い。シーヒー氏はC評価のジョン・テスターに対抗し、マコーミック氏はC評価のボブ・ケーシーに挑戦している。ブラウン氏はA評価のジャッキー・ローゼンを打ち負かそうとしている。
ジャッキー・ローゼン氏は、SAB121無効決議を支持したことでスタンド・ウィズ・クリプトからA評価を受けた。
センチネル・アクション・ファンドは、ヘリテージ財団の政治行動部門であるヘリテージ・アクションのエグゼクティブディレクターであったジェシカ・アンダーソン氏によって設立された。彼女は、新しいPACに集中するためにヘリテージ・アクションから休職している。
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