SBIホールディングスは30日、同社子会社のマネータップ社がペイペイ(PayPay)と業務提携したと発表した。米リップル社の分散台帳技術を活用した銀行間送金アプリである「マネータップ」を活用したチャージ事業を展開する。

ユーザーが銀行口座からペイペイ残高をチャージする際にマネータップを経由することで、クレジットカード決済などに使われるクレジットカード会社や金融機関を仲介するシステムを介すことなく、銀行口座から直接チャージが可能になる。

SBIは既存システムと比べて手数料が低くなる利点があるとしている。

マネータップ出典:SBIホールディングス

今後ペイペイと接続する金融機関と提携していくという。

ペイペイはソフトバンクグループとヤフーが手がける事業。SBIホールディングスは今月、ヤフージャパンを運営するZホールディングスと金融事業における業務提携を発表している。

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