モネロ、ASIC耐性を維持、アルゴリズムを変更

 ビットメインは今月初め、アルトコインのモネロおよびクリプトナイト・アルゴリズムに基づいた他の仮想通貨を採掘するための新しいASIC(特定用途向け集積回路)を搭載したマイニング装置、アントマイナーX3を発表した。これを受け、モネロ開発チームは、アントマイナーX3の作動を阻止する変更を発表した。24日にモネロのコア開発者リカルド・スパーニャ氏がギットハブ(GitHub)への投稿で伝えた。

 モネロが発表したこの新たな変更は「Lithium Luna」と呼ばれ、4月更新予定だ。モネロは「ASICによるDoS攻撃対策としてアルゴリズムを若干変更する」と述べている。

 アントマイナーX3が15日にビットメインのウェブサイトで発表されたとき、スパーニャ氏(@fluffypony)はツイッターで、この装置はモネロでは「作動しない」だろうとつぶやいた。モネロはプライバシーを重視し、ASIC耐性のある通貨だ。モネロは2月、ブログでモネロのASIC耐性を脅かす仮想通貨マイナーに対してはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を変更することで対抗すると述べていた。

 コア開発者のスパーニャ氏の15日のツイートには最新コメントが投稿されている。スパーニャ氏は18日に、変更による不具合はどれもアントマイナーX3の作動を阻止することで埋め合わせとなると記した。

 (安全性は低いかもしれませんが、コミュニティがその難しい決断を求めたのです。私たちはどうなるか見守るだけです。モネロのテールエミッションと同じことです。無意味なものかもしれませんし、もしかすると総合的にマイナスかもしれませんが、有力な証拠がない状況では私たちは最善を尽くす必要があります)

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