SMBC日興証券や三井物産、三井住友信託銀行、ブロックチェーン企業LayerXは、ブロックチェーンを活用したアセットマネジメント事業で協業を開始し、共同で新会社を設立する。19日に発表した

アセットマネジメントでブロックチェーン技術などのデジタルトランスフォーメンションを進め、「①取引・管理・執行コストの削減」「②運用会社の透明性向上」「③ファンド設計の規格化、小口化、適切な流動性の付与」「④従来ではコスト面等で実現が難しかった資産の証券化」等を実現することを目指すという。

新会社は「三井物産デジタル・アセットマネジメント(仮)」とされ、今年4月に設立する予定。ブロックチェーン技術を活用した、不動産・インフラを中心とする実物資産のアセットマネジメント事業を行うという。三井物産が54%、LayerXが36%、SMBC日興証券と三井住友信託銀行がそれぞれ5%ずつ出資する。