今年初めてにビットコインに4億2500万ドルを投資したマイケルストラテジー社のマイケル・セイラーCEOが、テスラ創業者のイーロン・マスク氏に仮想通貨(暗号資産)投資を始める方法をアドバイスしようとしている。

20日に投稿されたツイートによると、セイラー氏はマスク氏に対し、バランスシートのテスラ株をビットコインに変換することを提案した。セイラー氏はマスク氏といった著名起業家がビットコイン投資に取り組むことで、マスク氏に続くS&P500の企業が増加すると指摘している。

そしてマスク氏が「そのような大きな取引は可能なのか?」と返信したことに対し、セイラー氏は「今年13億ドルの取引を実行した」ことが証明になると返答した。マサチューセッツ工科大学(MIT)で航空宇宙工学と科学技術の2つの学位を取得しているセイラー氏は「とあるロケットサイエンティストから別のロケットサイエンティストへ」自身のプレイブックを共有することを提案した。

テスラとスペースXのCEOであるマスク氏は1530億ドル以上の資産を保有しているとされるが、2019年2月時点で保有しているビットコインは0.25BTCのみだ

一方でセイラー氏の純資産は5億ドル程度だが、今年最大規模のビットコイン投資を行ったことで知られる。

こうした二人のやりとりに他の仮想通貨業界関係者も便乗した。

仮想通貨デリバティブ取引所FTXのサム・バンクマン・フリードCEOはマスク氏に「1週間ほどで可能」とし、仮想通貨取引所ジェミナイのタイラー・ウィンクルボス氏も「実現するための流動性は十分にある」とアドバイスした

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン