マイクロソフト・アジュール、コンソーシアム型ブロックチェーンの管理を簡素化する新サービス発表

マイクロソフトは、同社クラウド・プラットフォーム「アジュール」において、コンソーシアム型(プライベート型)ブロックチェーン・ネットワークの形成・運用管理などを簡素化できる「フルマネージド」(完全管理下)の「アジュール・ブロックチェーン・サービス」を発表した。5月2日の同社プレスリリースによって明らかになった

マイクロソフトによると、新たな「サービスとしてのブロックチェーン」(BaaS)により、事前設定されたネットワーク上で、開発者はブロックチェーン基盤のアプリやサービスの構築に集中できるという。

また同社公式ブログにおいて、アジュールのCTO、マーク・ルシノビッチ氏は、「コンソーシアム型(プライベート型)ブロックチェーン・ネットワークの形成・運用管理などを簡素化できる」と述べた。また開発者は、「数回クリックするだけ」でコンソーシアム型ネットワークの新規作成、新メンバー追加といった基本的な操作を行えるそうだ。

ルシノビッチ氏は、アジュール・ブロックチェーン・サービスを介して管理できるプラットフォームとして、「クオラム(Quorum)」を紹介。クオラムは、JPモルガンがオープンソースソフトウェアとして開発・支援する、仮想通貨イーサリアム(ETH)基盤の金融向けスマートコントラクトプラットフォームだ。ルシノビッチ氏は、クオラムを選びJPモルガンと提携した点について、次のように続けた。

世界最大のブロックチェーン開発者コミュニティを擁し、人気のあるETHを基盤としているため、当然の選択だ。

さらに同ブログにおいて、ルシノビッチ氏は、アジュール・ブロックチェーン・サービスに、フィンテック企業R3の分散型台帳技術コルダ(Corda)サポートの可能性も示唆した。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版