ビットコイン(BTC)のマイニング企業であるマラソン・デジタルとライオット・プラットフォームズは、4月のビットコイン半減期以降、月間BTC生産量として最高を記録した。これは、マイニング報酬が半減した後の強い回復を示している。
マラソンは10月に717BTCを生産し、これは約4880万ドルに相当する。同社の11月4日の発表によれば、この生産量は同社のハッシュレートが14%上昇し、毎秒40エクサハッシュを超えたことに一部起因するという。
10月のトランザクション手数料の増加も、マラソンのビットコイン全体の生産量を押し上げたとフレッド・シールCEOは語った。マラソンは、同社のマイニングプール「MARAプール」とプライベートメモリープール「スリップストリーム」が、高額手数料のトランザクションから40万ドル相当のビットコインを獲得できたという。同社は、ネットワークの難易度が高まったためにブロックの獲得が3%減少したにもかかわらず、このマイルストーンを達成したと述べている。
このニュースは、4月の半減期後にビットコインのブロック報酬が6.25BTCから3.125BTCに減少し、短期的にマイナーの収益に大きな影響を与えたが、ビットコインマイニングの大手が回復していることを示している。
同様に、ライオットは10月に505BTCをマイニングし、これは約3440万ドルに相当し、前月比で22.6%の増加を記録した。
テキサス州のマイニング施設 Source: Riot
同社は、9月の28.2EH/sから29.4EH/sにハッシュレートが増加したことが要因だとしている。これは、同社がテキサス州の施設に新しいMicroBTマイニング機を設置したことによるものだ。
強い月間業績にもかかわらず、グーグルファイナンスのデータによると、11月4日にはマラソン(MARA)とライオット(RIOT)の株価がそれぞれ3.79%と4.87%下落している
ライオットは2024年末までに34.9EH/s、2027年までに100EH/sを目指しており、将来的にMicroBTを追加購入するオプションを完全に行使すれば達成可能だと予想している。
一方、マラソンは2025年までに50EH/sのハッシュレート目標が「視界に入っている」としている。
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