20日時点の仮想通貨ビットコインは足元で7160ドル付近を推移している。7200ドルのレジスタンスを破れていないが、半減期を控え、データから強気の兆候が続々と示されている。
(出典:Coin360 4月20日午前10時45分)
その一つが仮想通貨ビットコインは明日の午後4時ごろに予定されている採掘難易度調整だ。
記事執筆時点で8.2〜8.3%ほどの上昇が予想されている。8%を超える調整となれば、昨年9月14日にあった10.38%に次ぐ大幅調整となる見込み。採掘難易度の上昇はビットコインの強気相場のきっかけとみる専門家もいる中で、半減期前の好材料となりそうだ。
さらに、別のデータもある。
仮想通貨分析サイトのブレイブ・ニュー・コインのアナリストであるジョシュ・オルスウィッツ氏は、ビットコインの週間のアクティブアドレス数が9ヶ月ぶりの高値を更新したことを明らかにした。昨年も価格上昇はアクティブアドレス数の上昇とともに起きていることから、重要な指標と考えられる。
$BTC weekly active addresses at 9-month highs
— Josh Olszewicz (@CarpeNoctom) April 19, 2020
h/t @coinmetrics pic.twitter.com/jRtLCvWDDv
同氏は、さらに一目均衡表で、四半期に一度しかない買いシグナルが点灯したことも指摘。5週間ぶりに一目均衡表の「雲」を越えようとしていることから買いのチャンスであり、「頻繁に起こることではない」として「今後数週間にわたって買いシグナルが点灯した」と強気相場が始まることを予想した。
2019年にはこの分析手法で赤色の雲を上抜けた際に4000ドルから13000ドルまでの上昇を見せた。
強気トレンドの転換については仮想通貨分析企業のグラスノードも指摘するなど、強気相場が始まるとして多くの機関や投資家が主張している。