米国マサチューセッツ州の学校の地下室に仮想通貨マイニング装置を秘密裡に設置されていたことがわかった。現地の報道によれば、設置したとされる元施設職員が逮捕される予定であるという。

報道によると、この元施設職員ナディーム・ナハス氏は、学校施設の破壊行為と電気詐取の容疑で2月23日に裁判所に呼び出されていた。だが、この裁判所からの呼び出しに応じなかったため、逮捕される予定だという。

ナハス氏は、以前、米国マサチューセッツ州コハセットの施設部門に勤務していたが、2021年4月28日から12月14日の間に、仮想通貨マイニングを行うために約1万8000ドル相当の電力を盗んだとされている。

2021年12月、コハセットの施設担当者が、学校のボイラー室近くの地下に複数のコンピューターが設置されているのに気づき、事件が発覚した。その後地元警察に事件が通報されていた。

そこで計11台のコンピューターが見つかり、3カ月にわたる捜査の結果、ナハス氏が容疑者として特定された。