通信大手のスイスコムが美術品をトークン化  違法コピーやアーティスト支援目指す

スイスの電気通信大手スイスコムはこのほど、同社のテレビネットワークであるスイスコムTVを通じてトークン化されたアートを提供する計画を発表した。アートの違法コピーを防ぐと同時にアーティスト支援の両立を目指す。

プレスリリースによると、同社はブロックチェーン基盤のシステムを構築し、作品はブロックチェーンで保証された公式の複製物になるという。バイヤーの所有権やアーティストへの支払いを保証する。テレビ画面にアートを提供する世界初のプロバイダとしている。

作品の購入は同社が開発するアプリ「NOOW」を利用する。今後の計画として

「今回の発表はただバーチャルギャラリーを作成するだけにとどまらず、プラットフォーム上にキュレーションされた展示会や、ギャラリーとのコラボレーションに繋がる」

としてオンライン、オフラインでの展開を目指している。プレスリリースでは「デジタル化は作品を劣化させることがなくコピーされてしまうために、オリジナルアートの価値が損なわれている」としてブロックチェーンによる公式認定できることの重要性を強調した。

スイスではアート作品へのブロックチェーン技術活用が進んでおり、今年5月にはパドル8とザネイティブがアート認証サービスを開始している

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版