ラテンアメリカ最大のEコマース企業メルカドリブレが自社ウェブサイトでの仮想通貨関連広告を禁止した。
この変更は、メルカドリブレのポリシーに関する告知メールを受け取ったユーザーである広告主に対するコインテレグラフポルトガル版の取材の中で明らかになった。
この広告主によると、新しいポリシーでは、デジタル通貨に関連するリスティング広告(キーワードに応じて検索結果上に表示される広告)の削除を求められ、3月19日以降ポリシーに反するリスティング広告は自動的にプラットフォームから削除されるという。
下記はメルカドリブレが送った告知メールの抜粋である。
「3月19日以降、次のカテゴリの中古品を広告することはできなくなることをお知らせします。
- 仮想通貨
- ゲーム用プリペイドカードあなたは間もなく禁止される中古品の広告を掲載しており、それらを削除することをお勧めします。削除しなければ、上記通り削除されることになります。」
メルカドリブレは、ラテンアメリカでEコマース大手アマゾンを追い抜いた。さらに今月初め同社は支払いネットワーク、ペイパルへの普通株式の売却による7億5000万ドルにも及ぶ投資契約を締結したと報じられている。
翻訳 ロシアンOLちゃん
14歳の時に来日してから日本が好きになり、日本語の勉強を始める。大学卒業後、商社、PEファンドなどを経て、現在ではブロックチェーン産業に携わり、SNSでロシアや欧州のブロックチェーン、クリプト情報を発信している。
編集 コインテレグラフ日本版
原文 Major Latin American E-Commerce Company Bans Cryptocurrency-Related Ads