「試作品だった」仮想通貨イーサリアム共同創設者ルービン氏の暴露で物議

イーサリアム共同創設者ジョセフ・ルービン氏の発言が物議を醸している。

ルービン氏は、15日にイスラエルのテルアビブで開かれたイーサリアル・サミットで、イーサリアム1.0について次のように発言した。

イーサリアム1.0は試作品と考えて良い。我々は、dApps(分散型アプリ)の構築ができることを示すために、スケーラビリティ(利用者増に対する適応性)がないと分かっていながら何かをリリースしなければならなかった」

この発言はSNS上で拡散されており、「イーサリアムはスケールしないと分かっていながら、何年間もスケーラブルとマーケティングしていたのか」、「非倫理的で不誠実だ」という批判の声が出ている

一方、イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が2014年の論文で、「イーサリアム1.0はスケールするものではなく更なる研究と劇的な変化が必要」と認めていたではないかと擁護する声も出ている

現在、イーサリアムのコミュニティーは、イーサリアム2.0への移行に向けて開発を進めている。

既報の通り、スケーラビリティ改善やコンセンサス形成問題の解決を目指すイーサリアム2.0の実施予定日は2020年1月3日となっている

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