ブロックチェーン技術の事業を手掛けるLayerXは18日、ブロックチェーンプラットフォームのICON財団との間でパートナーシップを締結したと発表した。両社はICONの独自スマートコントラクト「SCORE」を対象にしたハッカソンといったイベント開催。またLayerXがICONの分散型アプリ(DAPPS)のセキュリティ監査でも協力する。

LayerXの福島良典社長は発表の中で、ICONの技術力に高さに期待を寄せ、技術的側面から日本での展開をサポートする考えだ。

「ICONのコア技術『lopchain』は、すでに韓国の証券コンソーシアム向けの本人認証システムや、韓国の生命保険会社と自動保険金請求システムの開発などで採用された実績があり、日本においても活用が期待できる」

LayerXは国内外で積極的なパートナーシップを締結している。11月にはシンガポールのブロックチェーン企業Zilliqaとパートナーシップを締結したほか、日本マイクロソフトとの間でも、企業のブロックチェーン導入で協業を開始している。