ブロックチェーンフォレンジック企業のチェイナリシスは、法執行機関が6億2500万ドルの「ローニン・ブリッジ」ハッキングで盗まれた3000万ドルの仮想通貨を回収したと発表した。
チェイナリシスによると、この攻撃の背後にある北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」は、最初は盗んだイーサ(ETH)を仮想通貨ミキサーのトルネードキャッシュに送り、ビットコイン(BTC)と交換し、そのBTCをトルネードキャッシュに送り、その後取引所で現金化するというマネーロンダリング手法を使用した。しかし、米財務省がトルネードキャッシュのウォレットアドレスに制裁を加えたため、同グループは最近、こうした手法から遠ざかっているという。
チェイナリシスの説明によると、ラザルスのハッカーたちは、分散型金融プラットフォームのクロスチェーンブリッジを介して盗まれた仮想通貨をロンダリングする方法に切り替えたという。「チェイナリシスのツールを使えば、こうしたクロスチェーンの資金移動は簡単に追跡できます」と言い、ハッキングされた資金がイーサリアムからBNBチェーンにブリッジされ、次にトロンのステーブルコインUSDDに交換され、最後にBitTorrentブロックチェーンにブリッジされたという取引を紹介している。
北朝鮮のラザルスは、まずローニンネットワークのクロスチェーンブリッジのトランザクションバリデーターが持つ9つの秘密鍵のうち5つを悪用した。過半数のコンセンサスを得た後、彼らはローニン・ブリッジから173,600ETHと2500万USDコイン(USDC)を送金する2つの取引を承認し、資産を流出させた。その後、バイナンスはこの流出事件に関連する580万ドルの資金を回収することに成功した。
Cointelegraphは、独立性と透明性のあるジャーナリズムに取り組んでいます。本ニュース記事はCointelegraphの編集方針に従って制作されており、正確かつ迅速な情報提供を目的としています。読者は情報を独自に確認することが推奨されます。編集方針はこちらをご覧ください https://jp.cointelegraph.com/editorial-policy

