ゲーマーのための大型配信プラットフォーム、独自のブロックチェーンで計画

 ゲーマーとeスポーツファンのための配信プラットフォームである「プレイ2ライブ(Play2Live)」が、レベルアップチェーンという独自のブロックチェーンインフラを開発していると発表した。同社のチームがコインテレグラフに語った。17年設立のプレイ2ライブは、ブロックチェーン技術と配信サービスの融合を目指している。同社はレベルアップチェーンのテストネットを18年7月に立ち上げる計画だ。

 同社のプレスリリースによると、この新たなブロックチェーンの構築により、視聴者、配信者、eスポーツ大会主催者を含むすべての参加者が収益化スキームの恩恵を受ける。プレスリリースでは「全員がピアツーピアでの交流の一員となることができ、視聴者を含む全員が収益を得ることができる」と述べている。

 同プロジェクトのホワイトペーパーによると、これは観客が配信を見るだけでなく独自のコンテンツを作り報酬を得ることができるという意味だ。特にユーザーは、宣伝、賭け、P2Pを通じたインターネットチャンネルの共有、投票、その他のプラットフォームへの貢献により報酬を得ることができる。配信者は多くの申請書に記入することなく稼いだ金銭をすぐに引き出し使うことができる。

新しいブロックチェーン

 プレスリリースによると、レベルアップチェーンの主な強みは潜在的に無制限の帯域幅をユーザーに提供できる点にある。メインのネットワークは1秒あたり最大500件のトランザクションを処理できる。プレイ2ライブには幅広い機能があるため、異なったサービスに対応するトランザクションはネットワーク上の異なった機能ブロックに割り当てられる。

 プレスリリースの説明では、この新たなブロックチェーンはサブチェーンを使って動作する。このおかげで、レベルアップチェーンインフラ全体では毎秒10万件以上のトランザクションを処理でき、eスポーツ大会やライブ配信のように大きな負荷のかかる期間中でもほぼ即座にトランザクションを実行する。レベルアップチェーン内でのトランザクションの費用は最小限で、プレイ2ライブのチームの見積もりでは、料金はトランザクション1件あたり0.01ドルに保たれる。

 プレイ2ライブのウラジスラフ・アルバトフCTOは「プラットフォームの機能が拡大しトランザクションの量が増えるにつれ、ビットシェアズの使用において私たちは複雑なスケーリングと『ボトルネック』のリスクに直面してきた。ビットシェアズの最大処理能力はプレイ2ライブの全活動をカバーするのに十分ではない。そういう理由で私たちは、第3者のブロックチェーンの能力に依存するリスクを冒すことなくプロジェクトの規模を拡大できる製品アーキテクチャを実現しようとしている」とコメントした。

 またレベルアップチェーンは、特別な認証を通じてネットワーク内のトランザクションのコストを減らすためのコンセンサスプロトコルを使用する。このコンセンサスアルゴリズムは、トランザクションの承認プロセスに選ばれる機会を各ノードに均等に与えることで処理能力の問題を解決できる。

 プレイ2ライブの設立者でもあるアレクセイ・ブルディーコCEOは「プレイ2ライブはユーザーに多数のツールを提供する。それらは私たち独自の信頼できるブロックチェーンであるレベルアップチェーンによって提供される。これにより私たちはプラットフォームの規模を拡大し、eスポーツ市場でこれまでにない多数のチャンスを実現できる」と述べている。

何百万人ものゲーマーを集める

 同プラットフォームは19年の第1四半期までに500万人以上のユーザーを呼び込む計画だ。プレイ2ライブはこの目標を、コンテンツ提供者との提携と世界トップレベルの配信者やeスポーツ大会主催者との協力で達成する狙いだ。

 同プラットフォーム上での最初の大きな大会はすぐに発表される予定だ。コインテレグラフが以前報じたように、プレイ2ライブは18年2月、200万LUC(レベルアップコイン)(10万ドル相当)を賞金とするeスポーツ大会を世界で初めて主催し配信することに成功した。この大会は16の言語で配信され12万人以上のユニークユーザーが95万回視聴した。

 同社の担当者によると、プレイ2ライブは18年の第1四半期に3000万ドルのハードキャップに達した。プレセール期間中(18年1月26日~2月6日)には1800万ドル、メインのセール期間中(18年2月26日~3月14日)には1200万ドルを調達した。

 

免責事項:コインテレグラフは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。当社は自らが得たすべての重要情報を提供することを目的にしているが、読者はこの企業に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資のアドバイスではない。