ラガルド氏のECB総裁指名は欧州中央銀行のデジタル通貨発行に繋がるか? 仮想通貨業界に追い風との声も

欧州連合(EU)が2日の臨時首脳会議で、IMFのラガルド専務理事を欧州中央銀行(ECB)の次期総裁に指名したことに対して、仮想通貨業界では一部から肯定的な声が出ている。

仮想通貨トレーダーのアレックス・クルーガー氏は3日、自身のツイッターでラガルド専務理事がECB総裁に指名されたことにふれ、ECBがデジタル通貨を発行する可能性について言及した。

「彼女はデジタルアセットの支持者であり、中央銀行を変革する可能性がある」

alex kruger

ECBのドラギ現総裁は仮想通貨に否定的な立場を示しており、これまでも仮想通貨やビットコインは通貨でなく、資産という見方を示していたが、ラガルド専務理事の総裁就任は仮想通貨業界にとって追い風になりそうだ。

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ラガルド専務理事はこれまでに、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行に肯定的な発言をしている。昨年11月にシンガポールで開催されたフィンテック関連イベントでは、以下のように発言した。

「私は、デジタル通貨発行の可能性について検討すべきだと考えています。国がデジタル経済に対して通貨供給する役割はあり得るかもしれない」

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