著者 クラーケン・インテリジェンス

クラーケン・インテリジェンス(Kraken Intelligence)は、クラーケンのリサーチ・チームであり、事実とデータに基づく仮想通貨関連の本質的で実用的なレポートの配信を目指している。伝統的な金融市場と仮想通貨市場の双方での知見を活かし、毎日の相場分析メモであるOTC Dailyや月間レポートなどで、最新の業界動向についてコンテンツを生み出している。

ブロックチェーン上の取引データを分析して仮想通貨トレードに活かす手法は「オンチェーン分析」と呼ばれる。クラーケン・インテリジェンスは、毎週、10個のオンチェーン関連チャートを更新してビットコインの歴史における相場の天井もしくは底と現在価格との距離を定点観測している。

今週の注目も「ビットコイン強気相場 週間サポート」。昨日の急落で、ビットコインは数週間ぶりに21週移動平均線(SMA)を下回った。20週指数平滑移動平均線(EMA)と合わせて2つの重要サポートを下回って今週の取引を終えれば、弱気派の支配が戻ってきたことを示すことになる。

①イーサリアム対数回帰レインボー

イーサリアムの歴史的な価格推移を対数回帰で分析し、レジスタンスとサポートを測る指標。どの地点から測るかによってレジスタンスとサポートの水準は異なる。

(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「イーサリアム対数回帰レインボー」)

例えば、2018年1月につけた過去最高値に沿った対数回帰の線(Band8)を辿ると、今回のサイクルの天井は1万8878ドル付近になることが分かる。

現在のイーサリアム2950ドルで、Band4(1942ドル)とBand5(3333ドル)の間にある。Band5に到達するには、現在の価格から13%上昇しなければならない。

②ホドル・ウェーブ(少なくとも過去1年間移動しなかったビットコインの割合)

少なくとも過去1年間移動しなかったビットコインの供給量全体に対する割合は54.1%で1週間前から横ばいだった。2020年9月9日に記録した現サイクルの頂点である63.4%から9.3ポイントのマイナスとなった。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。