韓国の大手銀行である新韓銀行が24日、顧客向けに仮想通貨ウォレットを提供する計画を発表した。韓国で第2位の銀行によるこの発表は、韓国の仮想通貨界にとって重要な意味をもつ。

   新韓銀行は、日本でもSBJ銀行として展開しており、日本で営業を行う外資系銀行としては最大規模だ。

   韓国では今年に入って韓国最大の仮想通貨取引所でサーバーが故障したり、3万人の顧客データが漏洩しており、仮想通貨取引の安全性に対する懸念が高まっていた。発表によると、

本サービスは、銀行が提供する仮想金庫にブロックチェーンの鍵を保管する。入金は無料で、出金に手数料を課す方法を検討している。

   今回の発表は、大手金融機関や機関投資家による仮想通貨受け入れの流れを汲むもので、一般的な普及にさらに拍車がかかることが期待される。