韓国カカオ傘下「グラウンドX」の独自ブロックチェーン「クレイトン」は29日、dApps(分散型アプリ)分析サイトDApp.comとの提携を発表した。クレイトンによるdAppsのユーザーアクティビティが分析できるようになる。

DApp.comはカカオとの提携により、同社サービスの数百万人拡大を見込んでいる。

DApp.comのカイル・ルーCEOは提携の理由としてカカオが韓国国民に広く利用されている点をあげた。

「ブロックチェーンの問題は、ユーザーのオンボーディング(利用開始方法)だ。 カカオは、韓国で97%のシェアと5000万人のユーザーを有する。同社のブロックチェーンプロジェクトであるクレイトンは、ブロックチェーンを大衆の日常生活に溶け込ませるだろう」

Dapp.comによると、クレイトンによる8つのdAppsがすでにメインネットで公開されているという。

また、ルーCEOがコインワンやハッシュドなどとともにクレイトンを使ったdApps開発プログラム「クレイトン・ホライズン」に加わることを明らかにした。