日本暗号資産取引業協会(JVCEA)は、7月末にもレバレッジ倍率の引き上げを金融庁に要望する。JVCEAの小田玄紀副会長がブルームバーグに明らかにした。
日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)の部会で原案をまとめ、JVCEAと連名で要望する。
日本でレバレッジ取引の倍率は、2020年5月に施行された法改正によって2倍が上限となっている。今回要望する引き上げ幅については会員各社から4〜10倍を求める声が上がっているという。
ブルームバーグのインタビューで小田副会長は、取引額の減少で世界の暗号資産市場における日本の存在感は薄れていると発言。取引が少ないことで日本政府が力を入れるWeb3の勢いにも影響が出ることを懸念した。