日本仮想通貨交換業協会は8日、9月の国内取引所の仮想通貨取引や保有額に関する統計データを更新した。円建ての仮想通貨取引額ではビットコイン(BTC)がトップを維持し、2位はXRP、3位に前回の5位から順位を上げ、モナコインが入った。前回3位だったイーサリアムは4位に下がった。
(出典:JVCEA「ビットコイン(BTC)の現物保有額(円建て)」)
ビットコインの保有額は先月と同水準。XRPとETHは増加した。一方で取引額3位となったモナコインの保有額は6月から一貫して減少している。
(出典:JVCEA 「仮想通貨保有量の増加率(ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、イーサ(ETH)」、モナコイン(MONA))
モナコインが3位に
現物での各仮想通貨の1単位あたりの取引金額ではモナコインが3位に返り咲いた。モナコインは7月には60億円だったが、8月には150億と2.5倍になった。7月もモナコインは3位だったが、8月にETHに抜かれていた。
保有量で見た場合にリップルは依然として純増を維持。ビットコインは今年1月を100%と見た場合にその他の通貨に比べて保有量は少ないが、保有額は依然としてトップをキープしている。