13時13分時点の南アフリカランド円は7.4257円。
南アフリカ統計局が3日に発表した第3四半期のGDP(国内総生産)は、前期比0.6%減となり、市場予想の0.1%を下回った。第2四半期の3.2%増からマイナス成長に転落となった。
ラマポーザ大統領が2018年2月に就任してから、南アフリカ経済は2年近く低迷している。南アフリカランド円は、12月3日に7.5193円と10月28日以来の高値をつけていたが、GDPの発表を受けて下落。その後も調整局面となっている。
4日発表の11月HSBC全体経済PMIが前回の49.4から48.6に悪化したことも重しとななった。米中貿易協議の進展でリスクオンの流れになれば別だが、しばらく上値が重い展開が続くと予想する。
テクニカル分析
南アフリカランド円予想レンジ 7.38~7.47円
200日移動平均線と20日移動平均線に挟まれてレンジでの推移となっている。テクニカル的には様子見。どちらかの移動平均線を超えてから仕掛けても遅くないだろう。