コインチェック株式会社は23日、2023年8月より新サービス「Coincheck INO」の提供を開始すると発表した。INOはイニシャル・NFT・オファリング(Initial NFT Offering)の略称だ。コインチェックでは自社の顧客基盤を通じて新たなコミュニティーの形成を支援することを目指す。

INOの第1号案件として、ドリコムが保有する「Wizardry(ウィザードリィ)」IPを活用した、チューリンガムとの共同開発ブロックチェーンゲーム「Eternal Crypt - Wizardry BC -」で使用可能なNFTコレクションを販売する。初回販売の申し込みは、8月30日に開始される予定だ。

「Eternal Crypt - Wizardry BC -」は、クリッカーゲームとRPGの戦略的なプレイスタイルを組み合わせたブロックチェーンゲームだという。

「Coincheck INO」による販売は、NFTの多くのプロジェクトで採用されているAL(Allow List)制度を採用する。ALに申し込んだ参加者の中から抽選で選ばれ、当選者は先着順でNFTを購入する権利を獲得する。ただし、販売終了後、一定期間はNFTの出庫を制限されることになる。