中国アリババ集団の創業者である馬雲(ジャック・マー)氏は、24日に上海で開催された外灘(バンド)金融サミットでスピーチし、デジタル通貨の重要性を強調した。

マー氏は、アップルが携帯電話を再定義したように、デジタル通貨はお金を再定義する可能性を秘めていると主張。次のように指摘した。

「たとえ、すでにお金の主要な価値があるとしても、アップルが携帯電話を再定義したように、通貨も再定義されるだろう」

特に仮想通貨は新興国で真価を発揮するとしている。

マー氏はさらに世界貿易でデジタル通貨が重要な役割を果たすために、今後30年でデジタル通貨を中心とした新たな金融システムを構築することが必要だと述べた。

「デジタル通貨を通じて新しい金融システムを考え、世界の未来を考え、グローバルな貿易を行う方法を考え、世界がこれらをどのように利用すべきかを考える必要がある」

マー氏はこれまで、ブロックチェーンには肯定的なものの、ビットコインに否定的な態度を示している。

2018年には「バブル」と非難。次のように語った

「ブロックチェーンにベットして、一晩でリッチになるのは正しくない。テクノロジー自体はバブルではないが、ビットコインはバブルだ」

今回のスピーチでも「デジタル通貨」とは話すものの、ビットコインについては言及していない。

ブロックチェーン関連特許でトップ

アリババはブロックチェーン関連の特許を多く申請している。

KISSPatentが9月に発表したレポートによると、IBMやバンクオブアメリカ、マスターカード、クレイグ・ライトのnChainと比較し、アリババがトップになっており、アリババはIBMよりも10倍も多くのブロックチェーン関連の特許を申請している。

(出典:KISSPatent「ブロックチェーン関連特許の申請数」)