過去1ヶ月で13%以上下落しているビットコインだが、アダマント・キャピタルの創業パートナーであるトゥア・デミースター氏は「買いだと叫びたい」と強気姿勢をみせている。

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(1ヶ月)」)

ツイッターのフォロワーが20万人近くいるデミースター氏は、アマゾン株価の推移を掲載し、現在のビットコインは2003年のアマゾンと同じだと主張。2000年代のITバブルを生き残って大成功を収めた銘柄としてアマゾンはよく指摘されるが、デミースター氏はビットコインに同じような運命を感じている。

「現在は、『仮想通貨の弱気相場』ではなく、ポストICOバブルのビットコイン強気相場だ。時は2003年。99%のドットコムIPOが死に絶えた。当時のアマゾンのように、今日のBTCは買いだと叫びたい」

相次ぐ強気予想

夏枯れに悩まされて鳴かず飛ばずだった8月。業を煮やしたビットコイン強気派は、最近、相次いで大胆な予想を始めている。

仮想通貨アナリストのSkewは、2019年と2017年のビットコイン相場の類似性を指摘。年末にかけての上昇を示唆した。

第1四半期(Q1)と第2四半期(Q2)の伸び率で見ると、2017年と2019年は似ている。2019年の第3四半期(Q3)は2017年と比べてまだ伸び悩んでいるものの、まだ終わっていない。

また、先週はビットコイン功労者のアダム・バックらの間でビットコイン5万ドル待望論が出た。さらに、2023年5月までにビットコインが4万ドルをつけるという新たなトレンドを指摘するコンサル企業もある

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