インベスコとギャラクシーデジタルの現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)のティッカー「BTCO」が、デポジタリー・トラスト・クリアリング・コーポレーション(DTCC)のウェブサイトに掲載された。インベスコやギャラクシーによる申請プロセスが一歩前進したことをうかがわせる。

このETFのティッカーは、10月25日時点では掲載がなかったことから、過去6日間のいつかの時点でリストに追加されたようだ。
ただDTCCのサイトの「ETF製品」のリストにティッカーが追加されたとしても、その製品が将来的に承認される保証はない。
DTCCの広報担当者は、新しいETFの市場へのローンチに備えて、DTCCがNSCC証券適格ファイルに証券を追加するのは標準的な慣行であると説明している。
「リストに掲載されることは、未解決の規制やその他の承認プロセスの結果を示すものではない」と広報担当者は付け加えた。
世界的な投資会社インベスコと仮想通貨ファンドのギャラクシーデジタルによる現物型ビットコインETFの再申請は6月21日に行われている。
米証券取引委員会との申請を再提出する動きは、投資大手ブラックロックが6月15日に現物型ビットコインETFの画期的な申請を提出したことにより始まった。ブラックロックが提出したETFについてもDTCCに掲載され、仮想通貨コミュニティから注目を集めた。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン