英国の保険テック企業のブロッククレーム(BlockClaim)は、ブロックチェーン基盤の保険請求処理システム開発に向け、50万ポンド(約6800万円)を調達した。同社が6月17日にブログで発表した。

発表によると、ブロッククレームは、ブロックチェーン技術を活用して保険請求処理の自動化を目指している。これにより処理コストが20%削減でき、支払いまでの時間を短縮できるという。同社のウェブサイトによると、プライベートのブロックチェーンを使用していく。

「プライベートブロックチェーンの動力を活用して、エコシステム内で、データを整理し、処理スピードをアップさせ、請求の監査能力をあげる」

また、人工知能(AI)を活用して、詐欺行為などを検知するという。例えば、AIモジュールを認識する画像タイプを利用し、自動車事故の保険請求で提出された画像の正確性などを検証するとしている。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版