米国の機関投資家がビットコインで初めてのEFP(現物)取引 

 米国の機関投資家がビットコイン(BTC)を使った初めてのEFP取引を行ったことが明らかになった。CCNが24日に報じた。ビットコインが主要な金融商品として成熟していく上で新たな一歩になるかもしれない。

 EFP取引は、現物取引と先物取引の交換で、先物ポジションのヘッジや流動性の向上、資産の多様化のためにウォール街のトレーダーがよく使う手法。CCNによると、今回、ビットコインを使ったEFP取引を行ったのは、金融ブローカーのED&Fマン・キャピタル・マーケッツと米仮想通貨取引所のitBit。米シカゴ先物市場(CME)のビットコイン先物のポジションと同じ量のビットコイン現物をスワップしたという。

 CCNによると、これまで米商品先物取引委員会(CFTC)は、ビットコイン先物に関して現金決済のみを認めていた。ビットコイン先物の期限が切れても、ビットコイン現物ではなく、現金で対価を受け取らなければならなかったという。

 ED&Fマン・キャピタル・マーケッツのブルークス・ダドリー氏は、次のようにコメントしている。

 「我々は普段、大豆や麦、長期債などを使ってEFP取引をしている。CMEのビットコイン先物を使ったEFP取引は、規制に従ってデジタル通貨のデリバティブ市場を成熟させる上で重要な一歩だったと考えている」

 米シカゴ先物市場(CME)は先週、ビットコイン先物の1日の平均取引高が、今年の4−6月期に前の期から93%上昇したと明らかにした