ビットコインが4万ドルを超えた後に3万ドル近くまで戻し、再び4万ドルまで回復した。仮想通貨トレーダー兼ポッドキャスターのブライアン・クログスガード氏によると、4万2000ドル付近の高値を超えて跳ね上がる前に、一時的に保ち合いとなることが健全かもしれない。

「ビットコインの調整は強気相場において健全なものだ。つまり、20日間移動平均に戻ることを意味する」と、クログスガード氏はコインテレグラフに語っている。

「今は強い反発があり、その上昇が続くのか、それとも長期の保ち合いになるのかを確認する時がきた。そのような保ち合いは健全なものだと私は考えている」と、クログスガード氏は述べている。

ビットコインは14日に4万ドルまで回復した後、現在は3万9000ドル台で取引されている。

仮想通貨アナリストのCryptoWendyOによると、3万6000ドルを超えることはビットコインにとって重要な動きだったという。「ビットコインが3万6000ドルまで回復しなければ、さらなる下落の可能性は排除できないだろう」と、同氏はビットコインが回復する前の1月12日時点でコインテレグラフに語った。ビットコインは現在3万6000ドルを大きく超えて推移している。

Source: TradingView.com

CryptoWendyOは14日に改めてコメントし、現在のビットコインの価格は強気を示していると述べている。

「ビットコインは、25%も下落した後、3万4200ドルのサポートからの反発を経験した。私はまだ信じられないが、2020/2021は以前のビットコインの歴史とは異なるようだ。現在、ビットコインは4万2000ドルを試す展開になるだろう」

最近のビットコインの値動きに関して、クログスガード氏はグレイスケールのビットコイン投信(GBTC)の動向と値動きとの関係に触れている。「GBTCの資本受け入れ再開は、コインの需要に大きな影響を与えたようだ」と、同氏は述べ、「どんな落ち込みに対しても機関投資家による需要がみられると考えている」と話している。