世界経済フォーラム(WEF)で行われたコインテレグラフとのインタビューで、スカイブリッジ・キャピタルの共同創業者アンソニー・スカラムーチは、サム・バンクマン=フリード氏を非難した。
スカラムーチ氏は、経営破綻した仮想通貨取引所FTXの元CEOであるサム・バンクマン=フリード(SBF)を信頼していたという。スカラムーチ氏はインタビューに先立つパネルで、SBFに「裏切られた」と感じ、ダンテの「9圏の地獄」をSBFとの関係に例えた。同氏はコインテレグラフとのディスカッションで、コメントを追加した。
「私は実際に彼が仮想通貨版マーク・ザッカーバーグだと思っていた。彼が(史上最大のネズミ講詐欺師)のバーナード・マドフだとはわかっていなかった」
スカラムーチ氏は、SBFを信用した際の失敗について話すのが楽しいという。「誰かがこのような災難に見舞われることを防ぐことができるのであれば、それは私にとって価値のあることだ」と説明した。
スカラムーチ氏は、現在、FTX株を取り戻そうと努力している。FTXベンチャーズの30%の株式は、2023年のいつかには返還されると確信しているという。

コインテレグラフのシニア記者、ガレス・ジェンキンソン氏との対談で、スカラムーチ氏は自身の仮想通貨ポートフォリオについても明かしている。
"私は2020年にビットコイン投資をマークし始めた。その後、2021年の初期にイーサリアムの購入を開始した。いくつかのソラナやアルゴランドを持っている"
スカラムーチ氏は、ビットコインと仮想通貨への投資で多くの失敗をしたと明らかにした。投資するまでに何年もかかり、ウィンクルボス兄弟など、仮想通貨業界のリーダーたちとの交流もあったという。彼は「懐疑論は通常、知識の欠如から生まれる」と話している。
"ブロックチェーンについて下調べをすればするほど、ブロックチェーンがいかに我々の未来にとって非常に大きな存在になるかを理解することができる"