仮想通貨マイニング企業ハット8はテキサス州カルバーソンに新たな63メガワットのマイニング施設を建設中だ。これは同社の米国内で5番目のマイニング拠点となる。新施設は2024年第2四半期に稼働開始予定だ。
It’s a great day to build, esp. when it’s at a 40% savings over buying turnkey sites! Construction is underway at our newest site in Culberson County, TX: expected to come online in Q2, the 63 MW site is expected to have up to 3.6 EH/s of self-mining capacity. More info in our… pic.twitter.com/LEG347mrEu
— Hut 8 (@Hut8Corp) February 27, 2024
マイニングコストの削減
発表によると、ハット8はテキサス州とネブラスカ州の他の拠点でのマイニングに比べ、ビットコインを30%安いコストでマイニングできると予想している。アシャー・ジェノットCEOは新施設の設立コストについても大幅な削減があったと述べる。「この地域の最近の買収による約46万ドル/MWというベンチマークと比較して、カルバーソン郡のサイトを設計・建設する総コストは27万5000ドル/MW以下になると予想される。これは40%以上、つまり100MWの拡張ごとに約1850万ドルの初期開発コストを節約することを意味する」という。
カナダのハット8とUSビットコインコープ(USBTC)は2023年12月に合併し、新会社を設立した。7億2500万ドルと報じられたこの合併後、同社はフロリダ州マイアミに本社を置く米国籍の企業としてハット8の名前で業務を開始した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン