仮想通貨取引所でウォレットプロバイダーのフォビは、仮想通貨レンディング・プラットフォームのCred(クレド)と提携し、ユーザーが利息を得られるようにする。4月1日に発表した。

クレドの貸し付けおよび借り入れサービスがフォビ・ウオレットに統合される。同ウオレットは、200の国と地域で使用され、8ステーブルコインを含む1000種類以上の仮想通貨をサポートする。

サポートする全仮想通貨のリストは公表していないが、ビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、ユニバーサル・ダラー(UPUSD)などが含まれるとしている。

米カリフォルニア拠点のクレドは、仮想通貨およびブロックチェーン企業らから成るユニバーサル・プロトコル・アライアンスの創立メンバー。同社は、バイナンスラボ、アーリントンXRPキャピタル、ブロックタワー、FBGキャピタルなどからサポートを得ている。

クレドのダン・シャットCEOは、同社は、こういった「金融が不安定な時期に」分散型金融サービスを顧客へ提供する意欲があると述べている。

フォビにユーザーは、クレドのサービス統合で、仮想通貨の貸付が可能となり、毎月利子が得られるようになる。最低額の設定はなく、ステーブルコインや仮想通貨で支払いを受けとるとされる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン