仮想通貨取引所フォビは、インドネシアの法定通貨ルピア(IDR)へのサポートを開始する。現地の取引所フォビ・インドネシアでルピアを使い、250以上の仮想通貨を取引できるようにする。フォビは東南アジアの大国インドネシアでの仮想通貨採用に期待を寄せている。
27日の発表によれば、ルピアとテザー(USDT)のペアの取引を提供する。ルピアからテザーに交換することで、様々な仮想通貨を取引できるようになる。
フォビ・クラウドのデビッド・チェン氏は、今回の取り組みがフォビのグローバル戦略の一環だと強調する。
「新しい法定通貨ゲートウェイは、フォビのグローバル展開戦略の一部であり、世界中の主要な市場で協力なローカルパートナーとの継続的なコミットメントを反映している。新しい法定通貨と仮想通貨のペアを追加し続けることで、世界中の投資家が信頼できるプラットフォームでデジタル資産を取引できるようにする」
フォビ・インドネシアのシャオ・ダンCEOは、法定通貨ルピアへの対応を「エキサイティングなマイルストーンだ」と語る。「私たちはインドネシア市場で拡大を続け、サービスと品質を統合し、改善していく」と、今後の市場拡大に期待を寄せる。
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