米国の検索大手グーグルが発表した2018年度の検索文言ランキングの日本版で、仮想通貨やビットコイン関連の検索が上位を占めたことが明らかになった。今年はコインチェックとZaifで巨額ハッキング事件が起きたことなどから、国内で仮想通貨に対するイメージが悪化しているように見えるが、人々の検索意欲は衰えていないようだ。

グーグルによると、「〇〇とは」部門の1位は「仮想通貨とは」で、4位は「ビットコインとは」。今年話題になった「皆既月食」や「裁量労働制」、「インフルエンサー」を上回った。

また「〇〇仕組み」部門では、「仮想通貨 仕組み」が1位、「ビットコイン 仕組み」が2位、「ブロックチェーン 仕組み」が3位で、トップ3を業界関連の用語が独占した。

一方、2018年度の検索文言のランキングの米国版では、”What is…? ”部門で、”What is Bitcoin”(ビットコインとは何か?)がトップ。”How to”部門では、4位に”How to buy Ripple(リップルの買い方)がランクインし、9位の”How to buy Bitcoin”(ビットコインの買い方)を上回った