ブロックチェーンを活用した、香港政府主導の貿易金融プラットフォームが来月にも稼働する見通し。HSBCやスタンダードチャータード銀行など21行が参加する見込みで、政府主導の同プラットフォームとしては、世界でも最も早い稼働となる。フィナンシャル・タイムズが16日に伝えた。
インターネット金融業などを手がける中国平安保険グループがプラットフォームを設計した。同プラットフォームは、中国本土ではすでに展開しているという。通常は銀行にアクセスできない小規模の企業が参加できるのが特徴。この種のプラットフォームで銀行主導のものは、すでに複数開発されている。今年5月には、HSBCがR3コンソーシアムのブロックチェーンプラットフォームであるコルダを使って貿易の信用状(L/C)の処理に成功したと発表。商業利用可能なレベルで処理した初の事例となった。先月末には、ドイツ銀行グループやオランダのラボバンクらが、IBMのシステムを使って同様の事業を立ち上げる計画が明らかになった。
貿易金融の市場規模は、およそ9兆ドル(約989兆円)。ブロックチェーン技術導入の促進で、取引処理時間とペーパーワークが大幅削減が期待されている。
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