香港とシンガポールが貿易金融プラットフォームをつなぐブロックチェーンに基づいたプロジェクトで提携

10月25日、香港とシンガポールが両国の貿易金融(トレードファイナンス)プラットフォームをつなぐことで、ブロックチェーンの技術に基づいた越境貿易プロジェクトにおいて協力していく、と発表した。

香港金融管理局の発表は以下の通りである。

香港金融管理局 (HKMA) とシンガポール金融管理局 (MAS) は、両都市間の結び付きを支え、かつ地域のフィンテックの開発を促進することを目的に、本日 (2017年10月25日) 香港で、フィンテックについて協力を強化するための協力合意 (以下、「合意」) を締結した。

(フィンテックとは、ファイナンスとテクノロジーを組み合わせた語で、最新のテクノロジーを駆使して生み出される新しい金融サービスのこと)

去年、HKMAと、HSBC銀行やスタンダードチャータード銀行などの諸銀行は、ブロックチェーンの技術を使うことで、貿易書類をデジタル化して共有し、作業を自動化し、不正行為のリスクを減らす、貿易金融プラットフォームの立ち上げに取り組んだ。

同時に、シンガポールも類似のプラットフォームの立ち上げを計画した。MASの長官であるラビ・メノン氏によると、香港とシンガポール間のこのプロジェクトの協力は「2つの金融センター間における貿易金融の通路を強化するだろう」。

さらに、このプラットフォームは将来、貿易金融の効率を大幅に高める可能性がある。時間がかかる事務処理を、人間に代わってプラットフォームが行うようになるのだ。

2つのプラットフォームはつなぐことは、ブロックチェーンでの今後の協働とフィンテックに関する他のプロジェクトの間にある、さらに幅広い計画のほんの一部だ、とHKMAとMASは述べた。協力の詳細は、来月に両局から発表さる。