ビットコインにとって4月は良い月となる傾向があるようだ。

過去10年を通して4月はビットコインが上昇することが多いことに加え、2016年からは5年連続でプラスで着地している。

過去10年のうち4月にビットコインが下落したのは、2014年、2015年の2回のみだった。

海外仮想通貨取引所コインコーナーのダニー・スコットCEOは「10年間で見ると4月の上昇率の平均は51%。よって今年4月のビットコインは83000ドルが目標価格だ」と大胆な分析をしている

また、投資ファンド「モスコヴィスキキャピタル」のレックス・モスコヴィスキ氏はビットコインを採掘する「マイナー」が最近BTCの保有量を増やし始めたことを強気材料だとしている。売り圧力が減っていることを示すという。

BTCマイナーのポジション変動 情報元: Glassnode

これ以外にも米ドルが再び弱くなり始めており、ドル建てで値付けされているビットコインには追い風だ。

ビットコインにとって短期的な節目は58000ドルにあるサポートだ。ここより上で推移できれば、6万ドル超えて強くブレイクアウトする可能性が出てくる