分散型台帳技術(DLT)プロジェクトのヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph)は、現在HBARトークン所有者で、最初の投資で取得したトークンのリリース延期に合意した投資家らに、追加トークンを補償すると発表した。12月23日にブログで述べた。
2020年の早い段階で開始するとしている。トークンセールに参加したHBAR保有者らは、毎年追加のコインを受け取ることができるプログラムに参加できる。代わりに、投資家らは最初の投資で取得したトークンのリリース日時の延期を求められる。
適格投資家に対するトークン取得契約(SAFT)にサインし、将来同社から仮想通貨を購入するとされる投資家らが対象だ。追加トークンのリリースは、ヘデラの年間のネットワーク対応速度を基に計算される。
トランザクションと販売費の10%がトークンをロックしたSAFT契約者にリリースされる。このボーナスへの上限は、同保有者らの米ドルでの投資額になるとしている。
ヘデラ・ハッシュグラフは、ヘデラ運営審議会によって運営されている。公式サイトによると、そのメンバーは、航空宇宙機器大手ボーイング、IBM、野村ホールディングス、インドのネットワークプロバイダー大手タタ・コミュニケーションズ、金融サービスプロバイダー大手FISなどとなっている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン