続伸を続けるビットコイン価格が日本時間で5日深夜、12000ドルをつけ高値更新した。時価総額は22兆円を超えた。
11月30日につけた9200ドルの底値から5日で30%上昇したかたちだ。
背景にあるのが、12月10日と18日にシカゴオプション取引所とCMEグループによって予定されているビットコイン先物の上場だ。
識者はによると、規制が強まるICOから資金がデジタル・ゴールドとして再び「輝きはじめた」ビットコインに移動しているという。
#ICOs feel to have lost some of their luster as #bitcoin has regained its shiny gold reputation in the mainstream’s eye.
— Chris Burniske (@cburniske) December 5, 2017
ICOによる一攫千金が下火になってから分岐で儲けようとする風潮もあったが、今のところビットコインの上昇率に勝るものはないようだ。
実際この一週間、ビットコインキャッシュもビットコインゴールドも値動きはさえない。
アルトコインで強いのはプライバシー重視のモネロで、5日には22%上昇し240ドルの高値をつけている。