米グレースケール 主要仮想通貨にバスケット投資するパッシブ運用ファンド立ち上げ 大口資金の受け皿に

 米デジタル・カレンシー・グループ(DCG)の傘下で仮想通貨投資やビットコイン投資信託の運営を行うグレースケール・インベストメンツが、主要仮想通貨にバスケット投資するパッシブ運用ファンドを立ち上げた。1年後にはファンドの株式を上場させることを目指す。グレイスケールのバリー・シルバートCEOが7日、米ヤフーファイナンスが主催したイベントで明かした。 

 「グレースケール・デジタル・ラージキャップ・ファンド」はビットコイン、イーサ、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ等、時価総額ベースで上位5種の仮想通貨に資金投下しパッシブ運用する。時価総額と流動性が高い仮想通貨にバスケット投資することで、仮想通貨に大量の資金を投下したい大口投資家のニーズに応えるのが狙いだ。

 ファンド規模は不明だが、資金配分は、ビットコイン(BTC, 48.4%)、イーサ(ETH, 29.2%)、リップル(XRP, 12.7%)、ビットコインキャッシュ(BCH, 7.2%)、ライトコイン(LTC, 2.5%)となるようだ。この組み合わせは、時価総額、流動性、運営状態や保管ソリューション有無などをベースに、四半期ごとに査定されるという。

 なお、同ファンドに投資できるのは米証券取引委員会に認可された投資家(年収20万ドルまたは純資産100万ドル以上)のみだ。

 ちなみにグレースケールの運用資産は現在、昨年12月に比べ約1000億減少し約2400億円となっている。同社は今回ローンチしたファンド以外にもビットコインやイーサリアムクラシック、Zcashの投資信託も運営している。


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