グレイスケールのビットコイン(BTC)投資信託は、2020年末までに50万BTCにまで達する見込みだ。

先週、グレイスケールはビットコイン投信への記録的な流入(1万5907BTC)があった。記事執筆時点では、グレイスケールは67億ドル(48万1711BTC)を保有している。

グレイスケールが現在のペースでビットコインの運用を拡大させていけば、3週間以内には50万BTC(供給量の2.7%)を保有することになる。そして、ビットコインのレートが一貫していると想定した場合、021年末までには92万6600BTCをコントロールすることになる。これは現在の総供給量の5%に相当する。

出典: Grain of Salt

2013年9月に設立されたグレイスケールのBTC投信は今年に爆発的な成長を遂げ、運用資産は2020年はじめの19億ドルから47億ドルまで増加した。グレイスケールが第3四半期レポートを発表して以来でも、ビットコイン投信の運用資産は20億ドル増加している。

グレイスケールの週間の総流入額のほぼ70%は、ビットコイン投信に投資されている。ビットコイン投信への週間の流入額の84%は機関投資家によるものだった。

グレイスケールによれば、ほかの上場企業よりもはるかに多くのビットコインを保有している。10月13日の時点で、グレイスケールは44万9596BTCを保有している一方で、マイクロストラテジーは3万8250BTC、マイク・ノボグラッツ氏が率いるギャラクシー・デジタルは1万6551BTC、ジャック・ドーシーCEOのスクエアは4709BTCとなっている。