機関投資家向け資産運用会社のグレイスケールは、米証券取引委員会(SEC)が最近承認したビットコイン先物ETFに「安心感」を持つことができれば、同社のGBTCを上場投資信託(ETF)に転換すると発表した。
グレイスケールのコミュニケーション・ディレクターであるジェニファー・ローゼンタール氏は、18日のツイッターのスレッドで、GBTCをETFに転換し、提供を進めるのは、「SECがビットコイン市場に対して安心感を示し、公式かつ検証可能な証拠が得られれば、NYSE Arcaは、19b-4と呼ばれる書類を提出し、GBTCをETFに転換する予定」であると述べた。
SECはこのほど、プロシェアーズのビットコイン先物ETFを承認した。SECに提出された書類によると、SECはヴァルキリーのBitcoin Strategy ETFをナスダックに上場させるための登録申請も受理しており、近い将来、他のETFも受理される可能性がある。
グレイスケールはさらに、同社の一連の仮想通貨投資信託商品を通じて取引可能な3つの仮想通貨を追加した。同社によると、グレイスケール・ジーキャッシュ・トラスト、グレイスケール・ステラ・ルーメン・トラスト、グレイスケール・ホライゼン・トラストが、それぞれZCSH、GXLM、HZENというティッカーシンボルでOTCQX Best Marketに上場した。
グレイスケールによると、この3つのトラストは、SECからの登録および開示要求の対象ではない。投資信託の提供によって、投資家がトークンに直接投資することなく、トークンへのエクスポージャーを得る方法を提供する。